CTの結果
CTの結果はすぐに聞けました
超巨大総合病院の場合
検査や結果や診察
に何時間いえ何日も待たされることもあると聞きます
私は何事もとにかくスピードだけは早く済みました
これもあれこれ思い悩む暇もない感じだったので
結果として良かったと思う点です
結果は
乳がんの大きさは変わらず
リンパ、他臓器、骨
全てに転移は見られないとの事
私的には胸骨の痛みが1ヶ月続いており
「これは骨転移では?」
とかなり疑っていたので初診から
何度もしつこく先生に聞いていました
今回のCTは3D風に見れるものだったので詳しく診て頂きましたがそれまでの病院と同じ回答で
やはり
気になる所見はなし
私の場合
ステージ1と2の間位で
比較的おとなしいと言われるルミナルタイプ
リンパにも転移がないことから
まずいきなり胸骨転移はないでしょう
という見解は変わりませんでした
もちろんホッとしたのは
言うまでもありません
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乳がん告知1週間後なのにソウル旅行へ行く
実は・・
乳がんと分かった10日後位から1週間程
ソウルへ行く予定をたてていたのです
GWの連休を使って娘と二人で旅行
沢山お買い物したり
美味しいもの食べたりしようねって
ソウルで初めてのロングステイを
娘もとっても楽しみにしていました
でもこんなことになってしまい
主治医に
「もちろんキャンセルですよね」
と聞いたら
「う〜ん。でも家にいたって色々考えちゃうでしょ?
娘さんと楽しく旅行している方が気が紛れるんじゃないの?
いずれにしてもまだ手術するまで時間もあるんだしね。」
私はこれまた拍子抜けしました
でも...確かに家にいても暗くなるだけ...
今後どうなっていくのかもわからないし
娘と二人旅も
なかなか行けなくなるのかもしれない
家族にも相談して決行することにしました
そしてそうと決めたら!
猛スピードで旅行までに
ある程度やれることは全部やろう!
と思いました。
それからの行動力といったら
自分でもすごかったです
ネットで調べ尽くし
医療関係の方にもアドバイスを頂き
セカンドオピニオン サードオピニオン の病院を決め
予約もすぐ入れました
(ラッキーだったのは最初の病院もその後の病院も
偶然うまく予約を入れてもらえたこと)
サードオピニオンの病院の初診に至っては
出国の日程ギリギリ・・・
タクシーをネットで予約し空港まで走って
なんとか娘と落ち合える時間でした
今思い返すと無謀ではありましたが
大正解でした
その後の治療の選択も早期に決まりました
なにより沢山思い出ができたし
娘ともじっくり話すことができたし
なにより楽しい時間を持つことで
気分もだいぶ前向きに変わった気がします
(ただもちろんネット環境と
沢山の乳がんの本を持っていったのですけれど)
主治医先生のアドバイス通りでした
サバサバ先生にはいつも元気を頂きます
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痛みでMRIができない
精密検査
告知があってから
数日後にはCTとMRIの予約が入り
いよいよ
本格的に初めての大病をしてしまった実感が湧いてきていました
CTは造影剤を点滴しながら行います
造影剤が入る時は下半身が熱くなりまるでおもらしをした様な変な感覚がしましたが
事前に同病を経験していた幼馴染より紹介してもらった本*1で
一連の流れを勉強していたので
「これね!!」と動揺はしないで済みました
シミュレーションしておくのって大事です
恐怖感や不安感が起こりにくくなります
CT検査は仰向けなので問題なく終了したのですが
(乳房を詳しく検査するために二つの穴があいている所に胸を入れる感じで行う)
以前の記事で書いたとおり
胸の中心辺りの骨(胸骨)の痛みが続いていたので
関連記事↓
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丁度痛いところで胸部を支える感じでした
しかも40分位などとても無理
これには我慢強いと言われる私も降参...涙
途中でリタイアとなってしまいました
「どうしよう」と凹んでいたら
主治医の先生が来てくださって
「できないものはしょうがない!!」
とあっさり明るく言われて拍子抜けしたのを思い出します
痛みはあることは伝えてあったので
「今はCTでもかなり精密な検査結果がでるからね」と言ってくれました
私の主治医は本当にあっさり さっぱりしていて
だけど何故か安心する不思議な先生
主治医によって患者のメンタルにだいぶ差が出ると思います
(この件は今度ゆっくりお伝えしたいなと思っています)
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*1:
身近にいた相談相手
同じ病気だった
翌朝母から電話がかかってきました
「私昨日パパと○○
(その日泊まりに来ていた母の親友であり父の幼なじみ)
にGucciのこと話したの
そうしたら○○は顔を手で覆いしばらく下を向いてしまって...
それからね、☆ちゃんも数年前乳がんを経験してたって教えてくれたのよ」
☆ちゃんは○○さんの娘であり
私にとっては幼馴なじみです
親同士が仲が良いので小さいときから集まって遊んだり
お互い子供が小さい頃は
親子3代で遊びに連れていったりもしました
ただ転勤で離れている時間が数年あって
会えなくなっていた時期が有り
その頃家族以外のまわりの人には言わず
乳がんと戦っていたそうです
その事実には本当に驚きましたが
まさかこんな身近に同じ乳がんの子がいたなんてと
2度驚きました。
乳がんって本当に多いです
いまや11人に1人なる病気ですから
人ごとではないのです
「電話していいって☆ちゃんが言ってくれてるから電話してみて」
すぐ電話しました!
そこで彼女が経験したことを聞いて
沢山質問もして相談もしました
この時☆ちゃんに勇気づけてもらったのは大きかったです
その時彼女も参加していた乳がんのオフ会で
知り合った方の本を紹介してもらいました
☆ちゃんも制作に協力しています
この本がとても読みやすく、
わかりやすく、明るくて
その後何度も読み返して勇気をもらった本です
100人の方の乳がんの経験もまとめられています
この後の検査や手術やお金のことや色んなシーンでとても役に立ちましたので
初めて乳がんと向き合い始めた方にはとても参考になると思います↓
翌日
「今日こっちに来ない?☆ちゃんが来て話を聞いてくれるというの」
休日だったので私はすぐに準備して実家へ行きました
そして両親と、○○さんと、☆ちゃんと沢山話をしました
母が迷った末友人に話してくれたことが
その後の私にとって大きな転換となったのでした
両親にとってもその日友人がいたことで慰め合い
お互いの娘への思いが繋がり
結果良かったのだと思います
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乳がんと診断されたことを報告する
母に報告 ①
乳がんと診断が出た日
とても仲がよく私の一番の理解者である母に電話をかけました
すると母の親友が家に泊まりで遊びにきているとのこと
楽しそうな電話の向こうの声を聞いた私は
せっかく楽しんでいるのにこんな話したら悪いな、と思い
「あ、なんでもないの。また電話するね!」と明るく電話を切りました
その後夜まで講演会の運営で遅かったので仕事をこなし
ちょうど終わった頃、母から電話がありました
「どうしたの?なんかとても気になって」
母親って凄いですね、なんでもお見通しです
そして私は
「実はさ、このところ調子悪いから病院何件か行ってたでしょ?
何日か前にしこりを見つけてしまって...乳腺科で診てもらったら乳がんだって」
となるべく淡々と伝えました
母は
とてもびっくりしていましたが
「絶対大丈夫だから。治るから」
とまず言いました
声が震えていた様ですが明るく言ってくれました
母親に話すのは本当に辛く
何より申し訳ない気持ちでいっぱいでした
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乳がん告知直後の頃のメモ
一番辛かった頃のメモから〜
告知からの2日間はごはんも喉を通らず
夜も眠れない。
泣いて眠っても目が覚めて。。
悪い夢でもみているみたい。
だけど何故か「なんでわたしなの?」
とは思えず、
「やっぱりわたしか。」という変な納得があって。。
暗闇に沈んでいくみたいな、、
足元がふわふわとすくわれるような、、
自分が自分じゃないみたい。
怖いただ怖い。
小さい時から死んだらどうなるの?
って疑問が大きくて
泣いてママの寝室へ行ったり
おばあちゃまに聞いたりした。
ママは大丈夫死なないよって慰めてくれて
おばあちゃまは、
「寝てる時って記憶ないでしょ?それがずーっと続くの。
ただそれだけ」
ってそれを言われて妙に納得して
そんなに怖くないような、
いや目が覚めないなんて怖いような。
今でも覚えてる。
やっぱり怖いよね。
この気持ちは一生忘れないだろう。
だけど、誰もが必ず味わう感覚なのだろう。
もっと若くに余命を告げられるひともいる。
元気なのに殺されてしまったひともいる。
私はまだ準備ができる。
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一生物のアドバイス
会社の先輩で
今では一生の友人となった人に
乳がん告知の報告をした時
彼女がまず言ってくれた言葉があります
「Gucciちゃん 口角上げて!
笑ってるフリでもいいから笑うの
そうしたら 免疫力がアップするんだって」
この言葉はその時から今まで
いつも私の心の支えになっています
この言葉のお陰で
私は今元気でいられるのかもしれません
気分がひどく
落ちてしまった時も
気分を変える良いスイッチになりました
どんな時も
(辛い時は特に)
口角を上げてみてください
そうすると本当に何かが変わる気がするのです
当時こんな記事も興味深く見ていました
「笑うと健康になる」を遺伝子レベルで検証する|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
その頃出会った本でこちらもとても参考にしていました
遺伝子スイッチ・オンの奇跡
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