一本の電話
胸骨の転移が見つかったことで
手術の予定はキャンセルとなり
まずは全身治療に移行することになりました
当初はルミナルAなので抗がん剤はせず
ホルモン治療のみになる予定でした
しかし私の場合は
リンパ節に転移はないものの
胸骨に転移が見られるため
既に血液に乗って全身に癌細胞がまわってしまっているととられてしまいます
原発を摘出しても意味がないとされるのです
胸のしこりが大きい場合には
術前に抗がん剤を施し
しこりを小さくしてから手術するといった方法もメジャーです
沢山調べましたが
とにかく抗がん剤をするしかないのだと覚悟を決めていました
そんな流れの中で
フラワーアレンジメントのレッスンで癒されしばし病気のことを忘れていた矢先に
個人クリニックの全身治療の先生から
一本の電話がありました
仕事の電話ということにして
外へ出て電話をとりました
「今回〇〇病院(初診の主治医のいる総合病院)の先生とあなたの今後のこと話し合ったんだけど、先生が先に原発の手術をしてあげようと言っているんです。
急にこんな展開になってしまって手術が延期になってしまったけれど、
原発持ったままじゃ不安だろうと言ってくれています。どうしますか?」
これにはビックリしました
原発の腫瘍をとにかく身体から取り除きたかった私はすぐに手術したいと申し出ました。
そして電話を切ってすぐ
個人クリニックに電話をいれ
経緯を話したところ、
1週間後に1枠私のためにオペを追加してくださいました
この時私は
流れが変わってきた
これはいい方向に進むかもしれないと
直感で感じました
私は悪いものは取ってしまって
そして綺麗に再建するという方向を願っていましたから
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