胸骨の転移を告知された後の気持ち - 　私がステージ4の乳がんを乗り越える為にしたこと

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MRIの結果。

乳首乳輪のことを決めてあとは再建乳房の大きさを決めて、

手術前の最後の詰めと思って心の準備もいい感じだった。

それが大どんでん返し。

「胸骨痛いと言ってたよね？やっぱり転移してるみたいだよ」と。　

モニターには確かに色が変わった骨の写真。

全身治療になるから美容よりまずは方針を変えないといけない。

まずは全身への転移を考え検査をし直さないといけない。

地獄へと落とされた気分。
でも何故か涙は出ない。

色々と腑に落ちなくて聞いたけど
結果に出てるから。。

ドアを出てまずはソファに座って、

「絶対負けない。絶対治す！」

と脳に叩き込んだ。

そのあと（形成担当の）〇〇先生の診察。

「先生、こんな展開になっちゃいました。」

と冷静に話した。

先生は骨は割と共存しやすいからと励ましてくれる。

私は「全身治療をするとしても
胸を綺麗にしなければ頑張れない」

と言って初めて涙が出そうになったが堪えた。

先生は力強く、

「絶対僕が綺麗にしてあげるからそれだけは心配しないでください」

といって握手してくれた。

そして食事も頑張るようアドバイス。

（夫）に話す。
でも泣かないで報告できた。

そのあとも家に帰らず予定通り行きたかったプラネタリウムを見につれていってもらう。

待ち時間にママに電話して手術延期になった報告。

ママはとても動揺しているのがわかるから

私はなるべく力強く

「大丈夫だから、私負けないから」

と伝える。

ここのプラネタリウムは星だけじゃなくて
スクリーンに画像も映る。

この日はちょうど地球の自然界のお話で
生きている意味を考えた。

プラネタリウムに癒され、
そして色んなことを考えていた。。。

恐怖感もあったけれど
それより足がフワフワしたような
不思議な気分

（夫）とまだずっと一緒にいたい。
この人を悲しませるわけにいかない。
と心から思った。

その後も近くで沖縄のイベントをしていたのでそこで元気に振る舞い、（夫）と過ごす。

そのイベントにお仕事で来ていた結婚式の司会をしてくれた〇〇さんと会う。

沖縄のコーラスグループのライブを勧められ最後の一番いい曲に間に合う。

透き通る美しい沖縄民謡

また沖縄へ（夫）と行けるのかな、、。

また行きたいと思って聞いていた。

※沖縄は夫と初めての旅行で行った場所で
思い出の場所です
結婚式も沖縄で挙げました
まさか2年もしないでこんな事が待ち受けてるとは思いもよらず…